ドアクローザーのトラブルについて紹介したいと思います。
ドアクローザーというのはドアの上部についている建築部品のことです。
ドアが自動的に閉まるのを補助したり、急に閉まらずにゆっくり閉まるように調整したり、ドアがあいたままに保ってくれたり・・・というような役割を持っている部材のことです。
ドアクローザーは同じ型番の製品でも1~7タイプの7種類の力の強さに分類されています。ドアの大きさによって力の強さを使い分けています。
例えば、1タイプの基準はドアの大きさが横800センチ高さ1800センチ、重量30キロ以下のものに使われます。
これは基本的に室内ドアになります。玄関や勝手口の場合は2か3タイプになります。
ドアクローザーは油圧を利用した減速装置でドアの速度を調節しています。
ドアクローザーが古くなってくるとこの油が漏れてくることがあるのです。これはドアクローザーの故障で最も多い症状です。
油が漏れてくると速度調整ができなくなり、勢い良くバターンとドアが閉まったりします。
指が挟まれたり、ドアの接触で転んだりする可能性があります。
ドアクローザー本体から油が漏れていたら修理はできないので交換になります。油がドアにたれていたり、滲んだりしていたら交換のタイミングだと思うようにして下さい。